
こどもNISAが始まるって聞いたけど、うちもやったほうがいいの?
こんなふうに感じている方も多いと思います。
わたし自身は、こどもNISAは使わないつもりです。 でも、子どものお金を準備していないわけではありません。むしろ「何もしないほうが怖い」と思っています。
この記事では、こどもNISAをかんたんに紹介しながら、わたしが自分のやり方を選んだ理由をお話しします。
結論:障がいがあってもなくても、子どものお金は絶対に要る
わたしの息子には、知的障害を伴う自閉症があります。 それでも、障がいがある子もない子も、お金は子どもの選べる道を広げてくれると思っています。
いつか「大学に行きたい」と言われたとき、なるべく奨学金を使わずに送り出したい。 それが、わたしがコツコツ準備している理由です。

こどもNISAってなに?
こどもNISAは、子ども名義で、利益に税金がかからない投資ができる制度です。2027年1月に始まります。
口座開設の受付は、2026年10月1日から多くのネット証券で始まります。 親の証券口座も必要になるので、先に確認しておくとスムーズです。
子ども名義なので「この子のために貯めている」という実感が持ちやすいのは、いいところだと思います。
わたしがこどもNISAを使わない理由
理由はシンプルで、すでに別の形で準備しているからです。
ひとつは、自分のNISA。子どものお金も、ここで一緒に積み立てています。
もうひとつは、ジュニアNISAです。
ジュニアNISAは2023年で新しく買えなくなりましたが、2024年からは理由を問わず引き出せるようになっています。
学資保険をやめてNISAにした話は、こちらの記事に書いています。
奨学金の金利は、卒業するときまで分からない
わたしが「なるべく奨学金を使わずに」と思うのは、金利が上がっているからです。
日本学生支援機構の有利子の奨学金(第二種)は、
金利が借り始めではなく、貸与が終わるとき(卒業時)に決まります。 つまり、入学するときには何%になるか読めません。

実際の数字を見ると、2023年3月は年0.940%でした。 それが2026年度は、年2.722〜3.000%まで上がっています(利率固定方式)。
仮に240万円を20年かけて返すとすると、利息はだいたいこのくらい変わります。
- 年0.940%なら、利息は約23万円
- 年3.000%なら、利息は約79万円
同じ金額を借りても、卒業する年によって50万円以上の差が出ることがあるんです。
なお、奨学金には返さなくていい給付型や、利息がつかない第一種もあります。 金利の心配があるのは、有利子の第二種の場合です。
投資より「何もしない」ほうが怖い
「投資は怖い」と言われることがあります。 でもわたしは、何もせず、預金や学資保険だけで済ませるほうが怖いと思っています。
物価が上がると、同じ100万円でも買えるものが減っていきます。 預金は金額が減らない代わりに、お金の価値がじわじわ目減りしてしまうんです。

物価高とNISAの話は、こちらにまとめています。 → 物価が上がって家計が苦しい…
正直なデメリット
いいことばかりではないので、注意点も書いておきます。
投資信託は、値下がりすることもあります。 預金のように元本が守られているわけではありません。
わたしは、下がる時期があっても長く続けるつもりでいます。 ただ、大学の入学金のように使う時期が決まっているお金は、その時期が近づいたら少しずつ預金に移しておくと安心と言われています。
こどもNISAは、12歳まで引き出せません。 引き出すときも、子どものための使い道で、本人の同意が必要です。 自由に使えないぶん、「貯めておく」には向いています。すぐ使うかもしれないお金は、親のNISAや預金に分けておくと安心です。
まとめ
こどもNISAを使うかどうかより、まずは「子どものお金をどう準備するか」を考えてみることが大切だと思います。 NISAをまだ始めていない方は、口座開設だけでも。
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