こんにちは!
今日は勇気を出して
最近息子に起きた変化を書いていこうと思いますうちの息子は現在8歳。
自閉症スペクトラムと知的障害があります。
「過活動膀胱」——正直、最初にこの言葉を聞いたとき、「え、子どもにもあるの?」って思いました。大人がなるもの、というイメージが強くて。診断がつくまでも長い道のりで、同じように悩んでいる親御さんに少しでも届けばと思って記録しておきます。
気づいたきっかけ
最初に気づいたのは、ちょうど春休みに入る少し前のこと。ズボンが濡れていることが増えたんです。
息子は感覚過敏があって、靴下が少しでも濡れると大騒ぎするくらい、濡れた感覚がとにかく苦手です。そんな子が、ズボンが濡れているのに気にしていない……。最初は「え、なんで?」と混乱しました。
しかも、オムツが外れてからというもの、トイレの失敗はずっとゼロだったんです。それが突然こんなことに。これは絶対に何かおかしいと思いました。
本人が嫌がるほど感覚過敏があるのに漏れても平気でいる——それがかえって「感覚としてわからないくらい、突然出てしまっているんだ」と気づかせてくれました。

最初の泌尿器科へ
かかりつけ医に相談して、泌尿器科へ。
検査をしてもらいましたが、原因は不明とのこと。とりあえず膀胱炎の可能性があるということで、膀胱炎のときに使う抗生剤を処方されました。

「これで良くなるかな」と飲ませ続けましたが、一向によくならず。
むしろどんどんひどくなっていく……。ズボンが濡れる回数も増えて、外出が怖くなってきました。
遠方の泌尿器科へ、ようやく「過活動膀胱」の薬
「このままじゃダメだ」と思い、少し遠いけれど評判のいい泌尿器科を探して行くことにしました。
こちらでも原因はわからないと言われましたが、症状から「過活動膀胱」と判断され、ようやく過活動膀胱の薬を処方してもらえました。
「原因不明」という言葉は不安でしたが、症状に合った薬が出てホッとしました。
過活動膀胱って、そもそも何が原因なの?
診断されてから気になって自分でも調べてみました。
過活動膀胱の原因は大きく2つに分けられるそうです。
ひとつは神経のトラブルが関係するもの(神経因性)。脳や脊髄に何らかの障害があると、膀胱をコントロールする神経がうまく働かなくなることがあります。自閉症などの発達障害では、脳の神経伝達のしくみが定型発達の子とは異なる部分があり、膀胱機能の発達にも時間がかかることがわかってきているそうです。息子の場合もここが関係しているのかもしれません。
もうひとつは神経以外の要因(非神経因性)。ストレス・不安・生活習慣の乱れなどが膀胱を過敏にさせることがあります。精神的なストレスが交感神経を刺激して膀胱の収縮を促してしまう、というメカニズムだそう。自閉症の子は環境の変化に敏感でストレスをためやすいので、このあたりも無関係ではないのかな、と思っています。

それから、意外だったのが便秘との関係。大腸と膀胱は近い場所にあるため、便が溜まると膀胱が圧迫されて過活動になることがあるそうです。息子はほぼ毎日、便は出ているのでこれは関係なさそうです
子どもの場合は、体の機能が未成熟なことで起こっていることも多く、成長とともに改善するケースもあるとのこと。それを聞いて少し気持ちが楽になりました。
薬の飲ませ方の工夫 〜かき氷作戦〜
ここで一つ壁が。
処方されたのは錠剤。
知的障害のある息子は錠剤がそのままでは飲めません。砕いて飲み物に混ぜればいいのかな……と思いつつ、粉にするとどうしても苦味が出てしまって。
いろいろ試した結果、砕いた錠剤をかき氷に混ぜると飲んでくれることがわかりました!

かき氷の冷たさと甘さで苦味がごまかせるのか、息子もパクパク食べてくれて。「薬の時間=かき氷タイム」になった今では、むしろ喜んで来るくらいになりました(笑)。
薬の飲ませ方に悩んでいる方、ぜひ試してみてください。
パンツも変えました
薬と並行して、パンツも変えました。
少しくらい漏れても大丈夫な、吸水機能のついたパンツです。完全に防げるわけではないけれど、ズボンまでいかずに済むことが増えて、お互いに精神的にだいぶ楽になりました。外出のときの安心感がぜんぜん違います。
今の状況
薬を飲み始めてから、少しずつ落ち着いてきています。
最初は1日に何度も漏れていたのが、今では1日1回あるかどうかくらいにまで減りました。
完全に解決したわけではまだないけれど、あの「外出が怖い」「またズボンが……」という日々を思うと、本当に遠くまで行って良かったと思っています。

同じ悩みを持つ方へ
自閉症や知的障害のあるお子さんを育てていると、「これって障害のせい?それとも体の病気?」と判断が難しいことが多いですよね。うちもそうでした。
でも、感覚過敏があるのに濡れても平気、オムツが外れてから一度もなかった失敗が急に続く——こういう「いつもと違う」サインは、やっぱり体が出しているSOSだったんだと思います。

最初の病院でよくならなくても、諦めずに別の病院を探してみてください。原因がわからなくても、症状に合った治療で改善することがあります。
同じような状況の方の参考に少しでもなれたら嬉しいです。
読んでくれてありがとうございました。


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