「絵本の読み聞かせがいいって言うけど、うちの子、興味を持ってくれない…」
自閉症の子を育てていると、そんな悩みありませんか?うちの息子(特別支援学校に通っています)も、どんな絵本でも喜ぶわけではありません。でも、ハマる絵本に出会ったときの集中力はすごいんです。
今日は、息子が本気でハマった3冊を、実際の反応と一緒に紹介します。以前書いた「おすすめ絵本5選」の続編です。
①ノラネコぐんだんシリーズ(工藤ノリコ)
ノラネコぐんだんには、どの巻にも必ず「ドッカーン!」の場面があります。
息子はそこが大好きで、その場面が来ると一緒に「どっかーん!」と言ってくれます。
「次に何が起こるかわかっている安心感」と「お決まりの場面で一緒に声を出す楽しさ」——考えてみると、パターンが好きな自閉症の子にぴったりの構造なんですよね。シリーズもたくさん出ているので、「同じ楽しさで、違うお話」を安心して増やしていけます。
②へんてこライオン(長新太)
ライオンがどんどんよくわからないヘンテコな展開になっていく絵本。この「え、そうなるの?」が面白いようで、何度も読んでいます。
そしてこの本、うちにとっては特別な1冊になりました。
全部ひらがなで書いてあるので、息子が1人でも読んでいるんです。気づけば、ひらがなはかなりこの本で覚えた気がします。
「勉強させよう」として覚えたひらがなじゃなくて、「好きな本を自分で読みたい」から覚えたひらがな。好きの力ってすごいなと思わされました。
③100かいだてのいえシリーズ(いわいとしお)
10階ごとに違う生き物が住んでいる、縦にひらいてめくる大型絵本。
うちの息子は生き物が大好きなので、このシリーズは鉄板でした。「ちか100かいだてのいえ」「うみの100かいだてのいえ」など、シリーズごとに違う生き物が出てくるので、いろんなシリーズを読んでいます。
数字が好きな子にも、生き物が好きな子にも刺さる絵本です。
3冊に共通していたこと
振り返ると、息子がハマった絵本には共通点がありました:
- お決まりのパターンがある(ノラネコの「ドッカーン」)
- 好きなものが出てくる(生き物)
- 自分で読める工夫がある(全部ひらがな)
逆に言うと、大人が「いい絵本」と思っても、この条件に合わないと見向きもしません。絵本選びは「その子の好き」から逆算するのが、遠回りに見えて一番の近道だと思います。
正直に:ハマるかどうかは子どもによります
この3冊も、すべての子にハマるわけではないと思います。うちの息子が反応しなかった有名絵本もたくさんあります。
なので、いきなり買わずに図書館で借りて反応を見るのもおすすめです。反応が良かったものだけ手元に置く。うちもそうやって「殿堂入り」を増やしてきました。

まとめ
- ノラネコぐんだん → 「どっかーん!」を一緒に言える
- へんてこライオン → ひらがなを覚えるきっかけになった
- 100かいだてのいえ → 生き物好きに鉄板
絵本は「読み聞かせの練習」じゃなくて、親子で一緒に笑える時間。1冊でもハマる本が見つかると、毎日が少し楽しくなりますよ。


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