ある日、子どもの様子を見ていて
「あれ?咳払いちょっと多くない?」
と違和感を覚えました。
注意して見るようになると、
まばたき、咳払いのような声…。
これはもしや、、
チック症だ🧐
正直、最初はとても不安でした。
今回は、子どもがチック症になったときに、親として知っておきたかったことをまとめます
チック症とは?
チック症とは、
自分の意思とは関係なく、
体の動きや声が繰り返し出てしまう症状のことです。
多くは幼児期〜小学生頃に見られ、
決して珍しいものではありません。

チック症の主な症状
チック症の症状は大きく2つに分かれます。
① 運動チック(体の動き)
- まばたきを何度もする
- 首を振る
- 顔をしかめる
- 肩をすくめる
② 音声チック(声)
- 咳払いを繰り返す
- 「んっ」と声を出す
- 鼻を鳴らす
👉 癖やふざけているわけではありません。
チック症の原因は?
チック症のはっきりした原因は分かっていませんが、
次のような要因が関係すると言われています。
- 強いストレス
- 環境の変化(入園・入学・引っ越しなど)
- 疲れや緊張
- 不安を感じやすい性格
- 発達特性(ASD・ADHDなど)との関連
※親の育て方が原因ではありません。
チック症は治るの?
多くの場合、
成長とともに自然に軽くなる・消えることが多いです。
- 数週間〜数か月で落ち着く
- 一時的に出て、また消える
- ストレスが強い時だけ出る
というケースもよくあります。
親がやってはいけないこと
チック症の対応で大切なのは、
**「指摘しすぎないこと」**です。
❌「またやってるよ」
❌「やめなさい」
❌ 無理に止めさせる
👉 指摘されることで
余計に意識して悪化することがあります。
親ができる対応
- できるだけ気にしすぎない
- 安心できる環境を整える
- 疲れやストレスを減らす
- 「そのままで大丈夫だよ」と伝える
親が落ち着いていることが、
子どもにとって一番の安心になります。

病院に相談する目安
次のような場合は、
小児科・小児神経科・発達外来への相談を考えてもいいと思います。
- 数か月以上続いている
- 学校生活や日常に支障が出ている
- 本人がつらそうにしている
- 他にも発達面で気になることがある
「相談=治療」ではありません。
不安を減らすための相談でも大丈夫です。
わたしは長男が小1?くらいにチック症になって初めてのことにとても不安で
カウンセリングや病院にもいきました
次男のチックよりひどく、
音声チックがあり、「ん、ん」と声が無意識に出てしまい、授業中大丈夫かなと
すごく心配しました
薬があるわけでもないので
本当に
気にせず、そのままにしておいたら
いつの間にか症状はなくなっていきました
まとめ|親として知っておきたかったこと
- チック症は珍しくない
- 多くは一時的なもの
- 叱らず、焦らず、見守ることが大切
- 親の不安も自然なもの
子どもがチック症になったとき、
一番つらかったのは
「どうしたらいいか分からない不安」でした。
この情報が、
同じように悩んでいる親御さんの
少しでも安心につながれば嬉しいです。


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